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再び北岳。 [trekking]

2011年9月13日(火)のお話。 つづきです。

3日目は紅茶を沸かしながら日の出を待つことにします。
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昨日に比べ雲が多く全体の色味がキレイです。
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なんで日の出を見ると人は「生きてて良かった」なんて事を思うんでしょうか。
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稜線に張った我が家も朝日に包まれ、
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稜線に建つ北岳山荘も真っ赤に染まっています。
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そんな朝日を眺めていたら、こんな事を思ってました。

'05年頃からはじめた山…
近所の里山ですら登山口がわからないため、遠足で行ったことのある山からはじめました。
最初は山歩きが楽しいって訳ではなく、歩き終わった後のビールが美味しいから歩く…
そんな繰り返し、山を探すのにnousagiさんのHPから色々な山があることを知りました。
それがきっかけで遠くの山にも出かけるようになり、知らぬ間に山から色々なことを教わり、
少なくとも私の血となり肉となり、今の自分を形成しているのかもしれません。

 … … …

初日、山頂直下でガスに包まれてしまった北岳も今ならスッキリしています。
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朝方は空気が安定しているので、ガスが立ち込める前に山頂へ向かいましょう。

と、今日の行程は下山なのですが…いきなりガッツリの登り。
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振り向けばお世話になった北岳山荘に白峰のお山たち、おかげさまで心は満タンです。

そして運の強さを発揮!
初日に見ることの出来なかった北岳山頂からの眺望は…まず富士山に、
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鳳凰三山に、
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甲斐駒ヶ岳。
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その他にも仙丈ヶ岳、八ヶ岳、南ア、中央アルプスに北アetc. やっぱり北岳は贅沢すぎました。

そればかりか足元の草紅葉もキレイ。
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花の少ない時期だったからこそ、それはそれでのんびり出来た山行でした。


テント山行をするたびに感じる山の偉大さ。
山肌に寝そべって共に過ごす時間が長いためか、いつもいつも感慨深くなります。

山で過ごす非日常の時間は…
仕事をするための、もっと言えば生きるためのエネルギーを分けてくれているのかもしれません。
おかげで今日も元気に仕事を頑張っております。

ありがとう白峰三山。

間ノ岳・農鳥岳。 [trekking]

2011年9月12日(月)のお話。 つづきです。

満月で満天の星空はお預けでしたが、午前5時を過ぎれば今日の太陽が昇ってきます。
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そしてモルゲンロートに染まる北岳。
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今日もいい天気になりそうです。

2日目のプランは白峰三山縦走のメインイベントとなる間ノ岳・農鳥岳への稜線コース。
しかし、その先の大門沢小屋から奈良田間が大水による橋流出のため通行止めとのこと。
奈良田に降りれないのであれば戻ってくるしかありません…
と言う訳で、2日目はテントを北岳山荘にデポしたまま農鳥岳までピストンしてみることにします。

さて、最初は標高3,055mの中白根山までハイクアップです。
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この中白根山は標高3,000mを超えているものの、間ノ岳の付属扱いのようです。
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それにしても澄みわたる空が気持ちいい。

中白根山から振り返ると北岳。
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先には間ノ岳。
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贅沢すぎる景色だ。

北岳山行はこの先の間ノ岳とセットにして歩かれる方が多くいると聞きます。
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CT往復3時間の稜線歩きと言うのも魅力、南アの醍醐味が凝縮されています。
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そして日本第4位の高峰である間ノ岳にも間もなく到着、しかも貸切です。
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だだっ広い平面的な山頂は高度感がないものの標高3,189mと奥穂とそう変わりません。
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こんな雄大な南アの山を独り占め出来る平日の山行は最高です。

さて、ここからが本日唯一の苦行、高低差約400mのアップダウン。
農鳥小屋を示す案内標も斜度に合わせて首を下に傾けてます。
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ただ、そこからの景色は南ア南部の山々が一望、いつか行ってみたい山々が並んでます。
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それにしてもだいぶ高度を下げます。
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ちなみに「ノウトリ→」看板が指す山が、目線的に目指す農鳥岳を指してますよ。
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辺りは既に秋風を感じているのでしょうか、赤や黄色に染まる秋草がキレイです。
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そしてのんびりとした農鳥小屋では、太陽からの恩恵を目一杯浴びながら布団干しの真っ最中。
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まったく平和な時間が流れています。

のんびりした農鳥小屋を過ぎると、西農鳥岳への登り返しが始まります。
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滴る汗を拭い、顔を上げれば太陽に向かってのハイクアップ。
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標高3,000mの稜線歩き、意外と酸素が薄いのか身体に応えます。

再度、3,000mオーバーの西農鳥岳は農鳥岳より25m高い山、しかし特に何もなく通過点の様相。
西農鳥岳から農鳥岳へは岩稜帯の稜線を避けるように一旦高度を落としてトラバースしてきます。
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そんな東西に長い頂を持つ農鳥岳も貸切。
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今、歩いてきた間ノ岳に北岳の姿が素敵です。
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ここからは更に塩見、鳳凰三山、富士山の姿がよく見えました。

そんな農鳥岳を独り占めして、北岳山荘で用意してもらったお弁当でランチタイム。
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南アの景色だけをおかずにご飯が食べれそうですが…やはりそこは人の子。
やっぱり本物の炭水化物とたんぱく質を摂取したい、焼鮭弁当は何にも代えがたい美味さです。

あ~いつまでもココにいたい。
今日は月曜日、時間は昼前、皆バリバリ仕事している時間…私はどうやら天国にいるようです。
燦々と降り注ぐ太陽の恵みを身体中に浴び、耳からは風の囁きが聞こえ、鼻からは自然の香り、
口からは旨いお弁当を食し、目からは前後左右に広がる大好きな山が飛び込んでくる。
まさに生きているんだオレ!って事を五感で感じ取ってました。

そんな生きていることを実感しながらも、来た道を戻る時間も着実にやってくる。
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ただ、もう英気を養った私にこんなアップダウンはお茶の子さいさいです。
とは言っても、さすがにそうも簡単にはいかず疲れたな…
って、そんな疲れるってことも生きている証拠なんですね。

2日目の夕、なかなかガスが取れずにキレイな夕日は見れなかった。
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でも、奈良田方面通行止めにより、今日も稜線でテン泊である。
また、あの美しい日の出を見ることができるのか、
更に見ることのできなかった北岳山頂からの展望も再チャンスが出来た。
これはまさに運の良さと思い、今日もシェラフに潜りこみ明日の太陽を待つのでした。

明日へ続く…

北岳。 [trekking]

今夏のテント泊山行はどこへ行こう?
日曜日に有給休暇2日を合わせて2011年9月11日(日)~13日(火)で白峰三山縦走を計画。
あえて土曜日を外したのは静かな山歩きがしたかったから…これがゆくゆく正解でした。

台風12号の影響により芦安から広河原へ向かう県営林道南アルプス線が通行止めとなっており、
今回の山行計画を見直しせざるを得ない状況が続いておりましたが…
そこは中北林務環境事務所さまの手早い仕事ぶりのおかげで広河原へ向かうルートが9日に確保、
予定通り白峰三山縦走計画をスタートさせる準備は整えてもらいました。

2011年9月11日(日)のお話。
朝5時半頃に市営芦安駐車場に到着。
3年前、甲斐駒・仙丈山行へ出かけた梅雨明けの3連休は大混雑で麓の臨時駐車場だったのに、
今回はさすが9月の日曜日なだけあって駐車場も空いており予想通りでにんまりです。
更に乗り合いタクシーの人数調整にも加えてもらうことができ、快適に広河原へ向かえます。

朝7時の広河原は山の稜線から差し込む陽射しでようやくお目覚めな感じ。
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天気良好、まさに幸先良しですね。

と思いきや、いきなり予定変更を余儀なくされる出来事が…
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それは台風12号の影響により大樺沢が増水、八本歯ノコルは崩落注意のため通行禁止。
計画では大樺沢→二俣→八本歯ノコル→北岳山荘のCT5時間40分を予定していたのですが、
仕方なく白根御池→草スベリ→肩ノ小屋→北岳山頂→北岳山荘のCT8時間05分へと変更になり、
幸先良しだったはずなのに、いきなり重荷を背中に抱え不安感募る歩き出しとなってしまいました。

そんな白根御池へ向かうルートは樹林帯の中のハイクアップを要される急登が続き…
景色もない登山道でひたすら高度稼ぎを強いられます。

当日の装備は久しぶりのテント泊で、水と食料を抜いて約11㎏程。
この重さを背負っての急登ハイクアップに身体が持ち応えられるのか?とやや自信喪失気味に…
さすがに息も上がってくるが、一歩一歩と歩みを進めれば必ず着くのも山歩きですね。
広河原から約700mの高度稼ぎの末、標高2,230mにある白根御池に到着。
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そこには2006年にリニューアルされた新しい市営の白根御池小屋があり、
バニラか白桃のソフトクリームが食せます。
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ちなみにコレは白桃、果肉入りシャーベットのような食感で喉が潤います。
500円と割高感があるものの、身体をクールダウンさせるには費用対効果抜群のアイテムです。

さて、未だ中間地点にも及ばない白根御池から先もしばらく急登ハイクアップが続きます。
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今度は小太郎尾根まで約500mの高度稼ぎを要される草スベリは、
樹林帯の合間を縫う草っ原の急登であり、陽射し遮るものなく思いのほかキツイ登りです。
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反面、遮るものがないと言うことは空もよく見えるということ。
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北岳の頂も見えてきました。

コツコツ標高を稼ぎ小太郎尾根までくると涼しい風が吹いてきます。
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景色も高山っぽくなってきて、気分も爽快。

森林限界を超えた稜線歩きが始まると、北岳近し印象。
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青い空に湧く雲、北岳が待っています。
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そんな小太郎尾根を歩くことまもなくして北岳肩ノ小屋に到着。
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今は北岳に向かう唯一のルートであり、肩ノ小屋を宿泊地とする方が大半のようです。
そんな肩ノ小屋も、既に真昼間の静寂を取り戻しておりのんびり休憩をさせてもらいました。

さて、ここから一登りで北岳山頂なんですが…
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なんだか湧く雲がガスのように変わり、あれよあれよと周囲を包み込み。

6時間かけて歩いてきた山頂は…
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間際でガスガスです。

どうですかぁ!この北岳山頂から見渡せる景色は!とお伝えしたいのですが…
30分くらい待っていても…ダメ。

そんな訳でピークからの眺望を諦め北岳山荘へ向かい高度を落とし始めると…
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所詮、こんなもんですね。
でも、さすがに登り返す根性はなく、ヘタレです。

そして本日の宿泊地となる北岳山荘には午後3時前に到着。
さっそく受付を済ませてテン場に行くとまだ2張のみ、設営箇所は選びたい放題です。
で、まだまだ時間も余りまくっているので、今回持ち上げてきた道具を広げ撮影をして遊びます。
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少しご紹介を…

■前列左から

・コッフェル:EVERNEW/Titaninm深型S Pot500
・ストーブ:EPI/REVO-3700 S-1028+EPIgas(パワーカートリッジ)110g
・救急キッド:deuter/First Aid Erste Hilfe(中身は薬やソーイングセット、ビニールテープetc.)
・テントライト:Coleman/LED ライト
・座布団:ISUKA/Comfy Seat
・防寒着:TNF/アコンカグアジャケット (ダウン)
・雨具(上下):mont-bell/レインフィールダージャケット

■2列目左から

・シュラフ:mont-bell/U.L.A.ダウンハガー#3
・マット:mont-bell/U.L.コンフォートシステムパッド 150
・テント・フライシート・ポール:アライテント/エアライズ2
・着替え:下着や行動着etc.
・マット:RIDGEREST/サーマレスト

ちなみに…
・写ってはいませんが、ザックはkarrimor/Cougar50-75でコレが意外と単品で重い。
・更に下に敷いてあるシートは、いつも山へ持って行く“出光”から貰ったレジャーシートで、
 最大の利点は、使い続けているが故、折れ目ならどっちにでも折れる便利仕様となっております。

そんな撮影をしたり、テントを設営したり、食事をしたりしていたら…
空が赤く染まり始めていました。
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北岳も山頂部分だけが頬を染め始め、
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少しだけアーベンロートな北岳さんです。
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そして反対側に目を向けると、そこには中秋の名月前日のお月さんに富士山のツーショット。
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さすが稜線上のテン場は違うなと関心仕切り。



重い荷物を上げてきたご褒美とばかりに素晴しい景色を見せてもらいました。

明日へ続く…

風力発電とは…。 [and so on.]

ここ最近、風力発電に興味が湧き、いろいろ出かけて調べてみました。

千葉県銚子市にある風力発電施設は畑のなかに…
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茨城県神栖市(旧波崎町)は海岸線に…
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個人的には自然と調和の取れた創作物であると思っていたのですが…
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課題多きモノでした。
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基本、電気は蓄電が出来ないため、需要と供給を合わせる収支バランスが重要です。
しかし風力発電には発電量をコントロールする術がなく、発電量が安定推移しないと言うこと…
これでは絶対必要量を任せることも、ピーク時必要量を賄うことも出来ません。

更に周辺住民に対する低周波を原因とした健康被害が出始めているということ…
はっきりとした因果関係が解明されている訳ではない様ですが、にわかに騒がれています。

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クリーンエネルギー、CO2排出ゼロ、国策、イメージの良い言葉が似合う風力発電ですが、
多面的に物事を見る必要があるかもしれませんね。

夏の自由研究。「再生可能エネルギー」 [and so on.]

人は自然に美を感じるようです。
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こんな美しい自然を残すため、その自然を利用する力を人間は兼ね備えています。

この夏、自由研究のため茨城県神栖市(旧波崎町)へ出かけました。

人間はエネルギーを消費しながら生産活動を行ない生活をしています。
私も含め、現代人は如何にキレイ事を言ってもエネルギーの恩恵なしに生活はできないでしょう。
先の震災でとりわけクローズアップされてしまった原子力発電の存在意義ですが、
その存在を一概に必要性という観点抜きに個々人の正悪のみでは色分けできないはずです。

そこで注目されるのは再生可能エネルギーですが、課題もあるようで…

つづく。

山仲間。 [mt.(item/goods)]

先日、山で捕まえたリトルハナガシラ、今は家の中で一緒に暮らしております。

いつものお気に入りは観葉植物のなか。
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噂ほどのどう猛さはなく、この子は意外に温和は性格です。

ただ、いつも家の中に居ては可哀想なので山へ連れ出してみましょう。
どうやらお気に入りはザックの水筒入れ。
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久しぶりの大自然にやや戸惑っていましたが…

何度か連れ出しているうちに、山が好きになってくれたようです。
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そっちは危ないぞぉ~

でも、すぐに疲れちゃうようで…
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日向ぼっこをしながらの休憩です。

山仲間が出来ました。

リトルハナガシラ。 [mt.(item/goods)]

みなさんは、世の中に「コビト」がいることを知っていますか?
昆虫でも植物でもない、不思議な生き物「コビト」。
私たちの気づかないところで、彼らは一生懸命に生きているのです。

あ、いた。
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名前は“リトルハナガシラ”。
湿った草むらを好み、昆虫やトカゲ、時にはネズミを捕まえ食べています。
その小さな体で、性格はかなりどう猛、普段は小さな群れをつくって行動しているそうです。
また、頭についた花びらで占いをするとよく当たるという言い伝えもあります。

そんな「コビト」をこのあいだ捕まえたのです。

つづく…

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